我が家は基本フローリングで生活しています。
冬場の暖房器具はこたつを使わずエアコンの暖房だけで過ごしていました。
しかし真冬になると足元はさすがに寒いので、何かいい暖房器具はないかと探していました。
リビングがあまり広くないのでこたつは置きたくありません、かといってスポットヒーターなどを置いても足元は寒いままだし、何人か同じ場所にいると取り合いになったり熱すぎたり乾燥しすぎたりしてあまりいい感じになりませんでした。
電気カーペットもカーペットの部分が汚くなるし、カバーを外せるものだとしても外して洗濯するのは面倒です。
家をリフォームするときに床暖を付けると天井が低くなるといわれ断念しましたが、今更ながらつけとけばよかったと思ってました。
そんな時このパナソニックの「かんたん床暖」を見つけました。
これが我が家にぴったりマッチでとってもいい感じでおすすめしたいものだったので、今回はこの「かんたん床暖」のレビューをお伝えします。
「かんたん床暖」とは?
パナソニックから販売している電気式カーペットのことです。
普通の電気カーペットとの違いは、フローリングのようになっているということです。
毛のあるカーペットとは違い、まるでフローリングのようになっていて床暖を入れたような感じになります。
サイズは1畳用と2畳用と3畳用があり、我が家の「かんたん床暖」は3畳用を使用しています。
このレビューは主に3畳用について書いていきます。
ちなみに3畳用のサイズは、縦240×横195×厚み1.2cmです。
色はライトベージュとブラウンの2色になります。
我が家はフローリングが明るい色なので、なるべく明るい色で合わせたくてライトベージュを選びました。
コントローラーはコーナーについています。
コントローラーといっても主電源の操作しかできません。
細かい設定はリモコンで行うのですが、我が家はリモコンを基本使っていません。
「ネイチャーリモ」という赤外線リモコンを使う製品なら何でも登録できてしまうスマートリモコンを使用しているためです。
こちらもとっても便利でグーグルホームなどのスマートスピーカーと組み合わせて使用するとまたさらに使える家電になってくれます。
「ネイチャーリモ」についてはまた違う記事で説明したいと思います。
表面の素材は塩化ビニールで、少しクッション性もあり下の階に音や振動が響きにくくなってます。
機能としては、省エネモードや切り忘れ防止機能などがあります。
あとは暖房を入れる面積を切り替える機能もあり、左半分ONと右半分ONと全面ONの3種類から選択できます。
色々機能はありますが、我が家では結局ONかOFFくらいしか使わなくなりました。
それでは詳しくメリットやデメリットをお伝えします。
「かんたん床暖」のメリット
掃除がしやすい
普通のホットカーペットと違って「かんたん床暖」には毛がありません。
なのでとっても掃除が楽です。
普段は掃除機で吸えばオッケーです。
表面は防水ですので小さいお子さんがいて飲み物なんかをこぼしてもさっと水拭きできます。
カバーを洗う必要もなく(カバーはありませんが)お手入れが楽です。
そして端っこの処理もちゃんとされていて段差になったりしていないので、ロボット掃除機を使用している家庭でもちゃんと使えると思います。(我が家では使ってないのでわかりませんが)
すぐ暖かくなる
体感的にはオンにして数秒で暖かくなってきます。
大げさではなく、ホントにそのくらいすぐ暖かくなります。
パワー高めに設定するとすぐに熱くなります、逆に熱すぎるくらいです。
そして足元が温かくなると全身温まってくるので不思議です。
室温連動省エネモードにすれば熱すぎることなくマイルドに暖かくなります。
絶妙な厚みでクッション性がある
フローリング風とはいえ固すぎず、少しクッション性があります。
このクッション性のおかげで少し厚みがあり防音性も多少あり、下の階に振動が行きにくくなっています。
小さいお子さんがいる家庭にはありがたいと思います。
切り忘れ防止や省エネモードなど多彩な機能で節電できる
切り忘れ防止機能は8時間たつと自動で電源が切れるようになっています。
切り忘れることがたまにあるので助かってます。
あとは室内の温度に連動して省エネ運転してくれるモードもあります。
温める面積を切り替える機能もあるので、省エネモードと組み合わせたりすれば結構電気代節約ができると思います。
夏場でも敷きっぱなしにしとけるので収納に困らない
毛が長いわけではなく、電源が切ってあれば表面はひんやりとしているので夏場に敷いてあっても特に違和感もなく暑苦しくてうざいといったこともないです。
我が家は夏場も敷きっぱなしにしてます。
使わない時は電源コードを外しておけるので邪魔になるといったこともありません。
3畳用となると丸めてもかなりでかくて重いので、その収納場所が必要ないのはうれしいです。
スマートリモコンを使用することによってますます便利に
我が家ではネイチャーリモというスマートリモコンを使っています。
これを使うことによってスマホから操作できたり、タイマーでオンオフできたり、室温や自分が家にどれくらい近づいたかをトリガーにして起動できるようになります。
これがとても便利で、エアコンやテレビ、シアターバーや扇風機などのリモコンを全部登録してスマホで操作できるようにしてあります。
おかげでリビングにはリモコンがありません。
スッキリしていい感じです。
しかもスマートスピーカーと連動させることができるので、声だけでいろいろなものを操作できます。(まだできないことも多いですが)
「かんたん床暖」のデメリット
重い机やソファーを置いていると足の跡がつく
我が家では基本的に軽いテーブルくらいしか置いてないですが、重いソファーなんかを置きっぱなしにしていると足を置いたところがへこんでしまうようです。
ちょくちょく置き場を変えてやれば問題なさそうですが手間ですよね。
どうしても重たいものを置きたい場合は、当て板を置くといいようです。
気が付くと結構ずれている
滑り止めがついていないので結構動きます。
子供が激しく遊んでいると、気付くと結構ずれています。
我が家はホームセンターで売っている大きめの滑り止めマットを敷いて対処しています。
滑り止めマットを敷いてからはまったくズレません。
これは簡単に対処できました。
コードが短い
コードの長さは150cmです。
数字だけ見ると意外と長そうな感じがしますが、結構敷き方を考えさせられました。
延長コードが使えないようなので余計にやっかいです。
床のフローリングと質感が合わない
フローリング風とはいえやはりビニールっぽさは感じます。
なので違和感なくフローリングに溶け込むといったことはないですね。
オフシーズンにしまいたい人には重くて大変
夏場は意外とひんやりして気持ちいいので我が家では年中出しっぱなしにしてますが、ホットカーペットなんだから夏場はやっぱりしまいたい!という人は結構大変だと思います。
とにかくでかくて重いです。
僕には考えられません。
その作業をするくらいなら、ちょっと見た目が気に入らなくても出しっぱなしにすることを選びます。
まとめ
これはめちゃめちゃいいですよ!
ほんとに理想的な暖房器具だと思います。
寝転んでブランケットでもかければ一人用簡易こたつのように全身温まります。
足元だけ温めても気持ちいいですしね。
ただ一年中敷きっぱなしでも気にならない人にしか僕はお勧めできないかなーといった感じです。
しまいたい人にとってはホントに大変な作業になると思うので簡単にお勧めできません。
シーズンオフでも敷きっぱなしにしとけるって人には全力でお勧めします。
価格はお高めな感じがしますが、掃除がしやすく、クッション性もあるので赤ちゃんや小さいお子さんがいる家庭にはマッチすると思いますよ。
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